西郷隆盛が記した南州遺訓に「人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くし人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ねべし」とあるように
他人が掲げた目標や理想の為だけに働くのは虚しく気付けば空虚であり
自分の道は自分で切り拓いて成りたい自分に為す事が生きる為に大切だという意味合いがあるのだと思いますが
昔は現代と違ってサイエンスやテクノロジーなども視野には無く
また機械なども無く人と人との繋がりを第一に規律や役割など定めて地を治めて来られたと思います。
今は自由の象徴のもと個人の時代と言える風の旬ですが
皆がそう自由の中で理想の生活をしている訳ではありません。
大切なのは勝ち負けではなく生き甲斐だと思います。
例えばこれから予選を通して行われる全国高校野球選手権が阪神甲子園球場で開催されるように
高校球児の皆さんは例え無名の公立高校の野球部でも甲子園球場でプレイする事やプロ野球選手を夢見て、毎日ひたすら練習して挫折しそうになっても
やはり野球が好きで仲間が好きで夢があるからこそ厳しい練習を乗り越えて一試合一試合を正々堂々と悔いのないプレイする事を誓って自分自身とも戦っている事だと思います。
例え負けても人のせいにはせず人の失敗を責めず声を掛け合い、次に出来る事を必死で探す姿は
まさに共同体というチームを感じます。
一つの夢が終わっても、また新たな夢を掲げて目の前の事を全力で己を尽くすという事は
それこそ誠の心で轍に残ると真実だと思わせて頂きます。
その真実こそ鮮やかな情景を生み未来への種を落とし込んでくれるものだと強く思わせて頂きます。
個人の時代でも、その個人個人がお互いに共有を図り尊重して行けばサッカーで言うブラジル代表のような物凄いチームへと成って行くのだと思います。
さてまずは家族を大切に声を掛け合って生きましょう。
ひで坊 より
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