私達にとって水は必要不可欠なものであり体の中の半分以上が水の働きによって生かされております。
目を潤い、身の中を養い、不純物を流し
また物質や成分を溶かして新たな性質へと変えられる働きも持っております。
この、ただただ透明な液体が様々な変化をもたらす要素となっているのです。
私は心とは体の中の全体に存在するものだと思っておりまして
即ち「水の心」とも言えるのだと思わせて頂きます。
溶かされた感情は・・・
心に必要なのは喜びや楽しみを始めとする幸せだと思いますが
不意に怒りや悲しみに震えさせたり恐怖に駆られて怖くなったりと様々な感情にさせられる事があります。
水は塩化ナトリウム、塩化銅、水酸化ナトリウム、塩化水素などを水に溶かすと電流を通させるのですが
恐怖やトラウマも一つの心の性質として自身が持っている気質と合わさった時に化学反応して
(怖い)
(逃げたい)
(助けて)
というSOSが自身の体へと伝える神経回路となっているのかなと思わせて頂きます。
その流れの始まりも終わりも結果的に脳が判断して次なる行動へと委ねる訳ですが
私情と共に水の心に浸からせていた病みや埃などが入り混じり
あの透明な水の心の器が濁り浮き立つ残骸で息が詰まり
安定しない呼吸や精神が正確な判断を鈍らせて行きパニックを起こさせてしまいます。
ありのままの自身へと・・・
ですから心の器の掃除や水の入れ替えも大切なのです。
その心の掃除を怠ってしまうと・・・
どんなに綺麗な景色が映っても素直に綺麗だと思えなかったり
どんなに美味しいものを食べても素直に美味しいと思えなかったり
素直に喜べない状態が続きますし、かえって嫌気が差して体の中へ電流を通させるばかりになります。
ただし掃除するにも自身だけでは心の器を見せたり開けたりするのは怖かったり恥ずかしいと思ってしまって躊躇するので
理想は家族や信頼できる友人と共に現状をプライバシーを保護した上で共有する事と常に相手の私情に傾聴してあげる事が大切です。
否定は勿論、無視な態度と無知な言動は心の器を破壊してしまうので
理解が出来ない事でも優しく傾聴してあげる事が重要です。
急かさずに自然と一歩を踏み出せた時に背中を押してあげるように
言葉を通してお互いに自己理解を深め
確かな手で描き出した夢や希望に向かわせてあげたら良いと思わせて頂きます。
水の心に溺れそうになり苦しいと思っていた事も私達には必ず乗り越えられる力を持たされていると思います。
何故なら私達は水の中から生まれて来たからです。
母の泉から・・・
ひで坊 より
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心の琴線に・・・
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